生涯学習によって、病気の予防や改善が見受けられる、こうしたデータも報告されています。
特に高齢者にとって有効とされるのは、語学の学び直しです。
大学での専攻は英語、それが最終学習であれば、アルファベットもまともに言えない、書けないほど錆びついてしまっている可能性も大きいはずです。
仕事をしていれば、家庭教師を雇っても、体力的にも時間的にもムリをしてしまい長続きはしません。
生涯学習の適齢期は、定年となる60代以降と言われています。
高齢者の定年ライフは充実しておらず、持病によって引きこもりがち、対人関係も億劫に感じるなど、燃え尽き症候群に陥ることもあります。
構文を暗記するようになれば、脳トレになります。
忘れることのほうが多くなるものの、記憶力がよくなるものです。
頭は使わないと、たちまち機能が低下します。
体も心も同じで、機能性が高まります。
定年前や大学時代の、こうした当時の自信が戻ってくるようで、語学を学び直すことは、どこででもできるしお金もかかりません。
いい趣味にもなり、病気の改善まで期待できるのなら、始めないのは損です。